サイドテーブル作成前夜

 

 

杉田先生の「ノコギリ木工の全て」には、いくつかの素晴らしい作例が掲載されています。

 

あぁ、、。

こういうのを作れたら最高だなぁ、、。

 

、、と、ため息混じりに眺めているのですが。

その中でも、今、私の心を強く惹きつける作例が、これ。

 

 

シェーカー風ベッドサイドテーブル。

 

実はこの書籍で出会うまで私は「シェーカー家具」を知りませんでした。

 

かつてアメリカに存在したキリスト教系の独立組織で、虚飾を排した質素な共同生活を送りながら、畑を耕したり、木工家具を制作したりしながら、祈り続けていたらしい、シェーカー教徒。

 

結婚も子作りも拒否した彼ら彼女らの信仰は、必然的な結末として長くは続かなかったようです。

 

でも、彼らの信仰が途絶えた現在もなお、彼らの手による丹精込めた美しい家具の様式は愛され続けているらしい。

 

 

シンプルだからこそ、ごまかしがきかない。

まさに「用の美」そのものの、そんなシェーカー家具を、私は、作れるのか。

 

道は、杉田先生が示してくださっている。

あとは、その道を、私が歩むかどうかだ。

 

 

私にはキリストへの信仰はないけど。

 

それでも、一心に木工へ打ち込む心が揺るぎない信仰心へと昇華していくそのメンタリティは、なんとなくだけどわかる気がする。

 

久しぶりの大物。

 

焦らず、コツコツと、作ってみよう。

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