尼崎傾奇者集落 KABUKIMONO VILLAGE 初訪問記

一昨年の暮れくらい、初めてGASAKIBASEさんに遊びに行った時に書いた記事です。

 

その後ふと気が向く度に何度か訪問しましたが、なぜか決まって定休日(確認しない私のせい)。でも、なぜかあだちさんはいらっしゃって、楽しくおしゃべりさせて貰いました。

 

その後平日は『番頭デリバリー』という体当たり企画にシフトしたご様子なので、番頭さんとおしゃべりしたい人は週末訪問が吉。

 

@@@@

 

今の勤務先に来て以来、なにかとお世話になってきたDIY大好き女子社員さんが、この度研修でアメリカへ視察に行くという。

お、それでは何か気の利いた珍しいDIYグッズでもお土産よろしく!と言っていたら、ホントに買ってきてくれた。

 

ベインターズトライポッド。

 

塗装の際、こんな風に使う物らしい。

「こんなの好きでしょ?」

 

、、、ぬぅぅ、お見通し、、、くそっ。こしゃくな。

ならば、なにかお返しを探さねば。

 

そうだ、「GASAKI BASE」へ行ってみよう!

 

 

兵庫県は尼崎の駅にもほど近い住宅街の谷間に突如現れる、木材店とも製材所とも雑貨屋ともカフェともつかぬ謎の一角。

このエリア全体の名は「尼崎傾奇者集落 KABUKIMONO VILLAGE」というらしい。

 

偶然ここのことを雑誌で知って以来約一年、ようやく来ることが出来ました。

 

まずは木材店とおぼしきスペースに恐る恐るこんにちわ〜。
出迎えてくれたのは初老の柔和なお父さん、吉田さんでした。

喋りはあまり得意ではなさそうな穏やかな方。

それでもここで扱っている木材のこととか、この店そのものの商売のありようとか、製材という職業のこれまでとこれからとか、色々と楽しくお話してくれました。

 

吉田さんいわく、「近隣某所の銘木製材所で定例開催されている一般開放市などの様子を伺うと、毎回物凄い盛況っぷりで、あぁ、やっぱりこういう物に需要はあるんだ、我々のこれまでの売り方、売ろうとする気持ちが、ただ届いていなかっただけなんだ、、、」と。

なるほど〜。

そういう反省とか展望とかが、この一風変わったスペース設立の原動力なんだな〜楽しいな〜嬉しいな〜。

 

おとなりのカントリーなカフェでアイスコーヒーを入れてもらって(美味い!)、中庭のベンチで一服していると、この集落の代表(なのかな?)、あだちさんが声をかけてくれました。

 

こちらがホームセンターの工房勤務であることを打ち明けると、氏もまた色々と語ってくれました。

 

脱資本主義・貨幣経済の向こう側・eコマースの果てにくる実店舗の本領・DIYと生きる力、、、、。

 

いやいやいや、ひょっとして、あなたはわたし?(笑)

 

 

これがあだち氏プロデュースであるところのDIYグッズショップ「GASAKI BASE」。

ブルックリンスタイルに欠かせないアイアングッズが特に充実している印象ですが、これらは全て安達氏自ら制作した完全オリジナルであるとのこと。

すげぇ。

 

「うちの商品は、全て私の娘のようなもの。それを本当に好きだと言ってくれて、大切にしてくれる人にしか売りたくない。だから、店と客お互いの顔も見えないネット通販は、去年辞めちゃったよ。売上ば当然減ったけど、その分この店に直接来てくれた客と話せる時間が増えたから、それでいいんだよ。」

 

私達のこの国で、これからDIYという文化がどういう形になっていくのか。

いずれ廃れてしまうのか、それとも隆盛していくのか。

 

たぶん、誰も分からない。

 

分からないけど。

 

分からないから。

 

みんな、それぞれ自分の信じるやり方で、一所懸命やってるんだ。

 

 

あだち氏お手製の木製クリップと、ラベルだけで選んだ輸入塗料缶。

 

はっはっは、どうだこれが私の贈り物センスだ参ったか。

 

 

コメント